2022年10月に、こんな記事を書いた。
この時書いたのは、
- 介護付き有料老人ホームの場合、施設のHPに書いている金額(家賃・管理費・食費)+6万円(独身など、身元引受人がいない場合の+1万円を含む)
- 老親の例だと、月23万円。(身元引受人がいないと、月24万円)
それが、最近のエネルギーや食料品の値上げに伴い、2023年6月から値上げされることになった。項番1の内訳でいうと、管理費と食費があがった、ということになります。結果として、
- 老親の例だと、月24.5万円。(身元引受人がいないと、月25.5万円)
2022年10月時点から、月額1.5万円アップになりました。
前の記事を書いたのは、自分の老後に必要なお金を把握しておこう、という目的があったからだけれど、この調子で上昇すると、今まとめておいてもどこまで参考になるか分からないね。
統計上、今後、2040年まで高齢者がどんどん増加する見込み。また、子どもの数は、岸田内閣がいくら「異次元の少子化対策」と銘打っても、そんなに急には増加しないだろう。
そうなると、私たち世代は今の高齢者ほど手厚い保証は受けられない可能性が高い。2023年10月からは、一定の収入がある後期高齢者の医療費自己負担率は2割になるし、今後もいろんな施策で高齢者の負担は高まると思っている。
私たちにできることは、現状を把握しつつ、預貯金・投資・勤労に励むことかしらん。