今日は遊びの日。

毎日、「遊び」の気持ちを持って、暮らしたい。

読書

15分1コマの読書。

去年、近藤康太郎氏の『百冊で耕す』を読んだ。 kyo-asobi.hatenablog.com この本は、1つのテーマについて相反する2つの面から読書を語っているのが面白い。 例えば、「読まないくせにというけれど」というテーマで、理想の積読/狂気の積読の2面を語る。…

『人生論ノート』ー死についてー

近頃私は死というものをそんなに恐しく思わなくなった。年齢のせいであろう。以前はあんなに死の恐怖について考え、また書いた私ではあるが。 思いがけなく来る通信に黒枠のものが次第に多くなる年齢に私も達したのである。 三木清著『人生論ノート』の最初…

古典を読む時に、手元に置く参考書。

『百人一首』や『枕草子』を読む時に、参考にしているのがこの3冊。 左側の『古典の学習 小倉百人一首』は、高校のサブテキスト。40年近く本棚に眠っていたのを引っ張り出してきた。 『百人一首』を読んで思うのは、この100人って、親子や兄弟、従兄弟とい…

古典を文庫で読むか、全集で読むか。

先日、「古典はまず角川ソフィア文庫を見てから、他のを確認」と書いたので、どんな形態の本で読むと読みやすいのか、手持ちの本を見ながら改めて考えてみた。趣味的感想です。(ここでいう「古典」は、中世以前の作品を指します) 1.文庫本 <全般> 全集…

2024年の読書を計画する。

2024年の大河ドラマが紫式部の人生を描く「光る君へ」なので、本屋には『源氏物語』関係の本が平積みになっている。 『源氏物語』は、国語の教科書にあった『若紫』と、これも教科書の便覧にあった光源氏の系図にはまって、原文を全文読んだものだった。 い…

『百人一首』を読む。

子どもの頃、百人一首のかるたで遊んだ時は、歌の意味を理解するというより、上の句を読んでいる間に下の句のカードを探す遊び、ただそれだけのものだった。 そもそも、和歌や詩、俳句、シナリオなどは、小説と比較すると情景や心情の文字化度合が低い。どこ…

本に書き込みをするかどうか。

ずっと、本に書き込みはしない派だったけれど、最近、書き込む派に転向した。 これによって、とても読書が進むようになったので、自分でも驚いている。 長い間、軽めの本ばかり読んでいたせいなのか、加齢で理解力が落ちたせいなのか、もしくはその両方から…

『百冊で耕す』を読んだ。

「本を買うのをいったんやめて、積読本を読もう」 それを目標にしたのは、確か10月。全然守れなかったけれど、気持ちの上では「買わない、買わない」と思っていたに違いない。なぜなら、11月に入った途端、勢いよく本を買い始めたから(笑) ネットの記事で…

通勤電車で、『365日の・・・』という本を読む。

何年か前に発売され、ネットでも取り上げられたのが、この本。 1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365 [ デイヴィッド・S・キダー ]価格: 2618 円楽天で詳細を見る 書店で平積みになっているのをパラパラとめくってみたものの、買わずじまい。 本自体…

「読書メーター」アプリを使う。

「読書メーター」というアプリを使い始めたのは、約5年前。 それまで、読んだ本のタイトルを手帳にメモしていたのだけれど、紙に書くのもメンドクサイしなあ、と思ってアプリに変更した。 こんなの。 bookmeter.com 本を、「読んだ本」「読んでる本」「読み…

『華ざかりの三重奏』を読んだ。

『華ざかりの三重奏』坂井希久子著 を読んだ。 主人公の可南子は、東京でキャリアウーマンとして働いてきた独身女性。60歳の定年退職を前にして、定年後の過ごし方が分からず悩んでいる。そんな時、中学校の同窓会に出かける。 そこで、中学生時代の友達の芳…

Kindle Scribe で、本をどんどん読む。

Amazonのセールで、kindle scribeを買いました。 kindle scribeは、電子書籍リーダーkindleシリーズの1つで、画面サイズが10.2インチあるもの。こんなの。下に敷いているのは、A5のノートです。 今まで使っていたkindle paperwhiteは、画面サイズ6インチ…

本棚を整理する。

積読本が増えるにつれ、本を買う時に「あれ、この本、買ったような気がする…」と悩む時が増えた。 こういう時は、買わない方がいい。家に無かったらポチればいいし、と本屋では思う。 でも、家に帰って無かったら、めちゃくちゃ悔しい。「あの時!本屋で触っ…

やる場所を固定することの効果。

ハッと気づくと、リビングのローテーブルは、山積み(10冊くらい)の本やパソコンで埋まっていて、ご飯を食べるにはまず物をどかさないといけない状況。 本は、読もうと思いついたものを書斎から持ってきたものの、ほとんど読んでいない。パソコンは、使って…

オリジナルな悩みは無いと思う。

人にはいろんな悩みがあるけど、その人独自の悩み、というのは無くて、基本的には遠い過去から、人間は同じような悩みを抱えて生きてきたと思っている。(当然、シチュエーションは各々違うけど) だから、私は、苦しい時には本を読む。 時には解決の糸口を…

眼鏡を使い分ける。

いつも使っている遠近両用眼鏡をかけても、遠くが見え辛くなった。 前回作ったのは4年前。もう4年も経ったのか(遠い目)。 眼鏡なしでは生きていけない。いつも眼科で度数を測ってもらってから、行きつけのメガネの三城(今は、パリミキか)に買いに行く…

本は、単なる文字列なのに。

いつも思うのは、本って、物理的には、単に「紙に書いた文字列」なのに、読んでいる間は、文字列が表す世界に引き込まれる、ということ。 読み終わって周りを見渡すと、いつもの部屋、いつもの自分で、夢から目が覚めた感覚。本の中の出来事は、実際に経験し…

一病息災と転生マンガ。

本やYouTubeで、医師の方からの「健康診断は不要」などの発信もあるけれど、私自身は、体が動くうちは健康診断は受けようと思っている。 仕事や人間関係が嫌だとか、読みごたえのある本を読むぞとか意気込んでも全然続かない自分が腹立たしいとか、何もする…

『ギルガメシュ叙事詩』を読んだ。

電子書籍で買って、ずいぶん長く放置していた本をようやく読んだ。 この叙事詩には、聖書のノアの箱舟と同じエピソードが含まれている、ということをずっと昔に何かで読んだことがあり、一度読もうと思っていたもの。 ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫)…

kindle本を整理する。

我が家には高さ180センチ・幅85センチのスライド式本棚が3台あって、ぎっしりと本が詰まっている。それでも入りきらず、一つの机いっぱいに本が積みあがっている状況。(積読も多々ある) 以前ブックオフに段ボール9箱出してスッキリしたのに、本棚に隙間…

本の栞。

本の栞は、どのような物を使っていますか? 選択肢としては、①本に付いている紐の栞、②最初から本に挟んである広告付きの栞、③自分で買ってきた栞、④その辺にある紙類を挟む、⑤ページの端を折る、くらいかなと思う。 本好きとしてはお気に入りの栞を使いたい…

本の断捨離を考える。

ゴールデンウィーク5連休の後半はのんびり過ごしていたのだけれど、じゃあ何をしていたかというと、AmazonPrimeVideoやYouTubeを観、時々ネットサーフィンし、リコーダーをちょっと吹き、スマホゲームをし、というような感じ。 積読の本には手も触れず。 音…

100均のスマホスタンドがとても便利。

最近、KindleUnlimitedに加入してせっせと読んでいるのだけれど、KindlePaperwhite端末にしろ、スマホにしろ、ずっと持って読んでいると持つ手が疲れる。 そういや私、書見台持ってたよな?と思って、引っ張り出してきた。 全然使っていなかったので埃まみれ…

NHKテレビ「100分de名著」

「100分de名著」の番組は時々観ていて、講師の方の説明や意見に納得したり、それまで考えてもみなかった視点に気付いたり、で好きな番組だけれど、定期的に観ていた訳ではなかった。 まあ、積極的に「定期的に観ない」とか決めていた訳ではなく、単に放送日…

『「ひとり会議」の教科書』を読んで思ったこと。

Webサイトで、「月に1回、喫茶店で『ひとり会議』をして、今月の振り返りと次月の予定をたてる」という内容の記事を読んだ。そのおかげで、生活がとても充実しているとのこと。 ふと、そういうことは仕事ではしているけれど、プライベートではしていないな…

『王家の紋章』を再読したいけれど。

『王家の紋章』は、月刊プリンセスに連載中の漫画。単行本は68巻まで発売されている。 アメリカ人大富豪の娘キャロルが、エジプトの王家の谷で発掘されたメンフィス王の墓の呪いにより、過去にタイムスリップ。そのメンフィス王と恋に落ちる、というもの。 …

『椿姫』を読む。

一度、オペラを通しで観たいと思っていたところ、6月に「椿姫」が上演されることが分かったので、チケットを購入した。 「乾杯の歌」を生で聴けるのは嬉しい。 原作は大昔に読んだことがあるけれど、もう記憶がぼんやりしているので、改めて読み返してみた…

『四つの福音書の物語』を読む。

『四つの福音書の物語』F.W.クロフツ著。 四つの福音書の物語 (論創海外ミステリ) [ フリーマン・ウィルズ・クロフツ ]価格: 3300 円楽天で詳細を見る 著者のクロフツは、推理小説家。 長編だけでも30冊以上出版されているにも関わらず、在庫切れが多く、…

無人島に持って行きたい本は、『ダルタニャン物語』。

アレクサンドル・デュマ(父)の『三銃士』や『鉄仮面』は、子供向けの本もあるし、昔は映画にもなったり(レオナルド・ディカプリオの「仮面の男」など)で、よく知られているけれど、それらは『ダルタニャン物語』の一部でしかない。 『ダルタニャン物語』…

「大阪くらしの今昔館」に行って、大阪ことばに思いをはせる。

大阪くらしの今昔館、というのは、 「住まい」を中心に「暮らし」から「まちづくり」までをテーマとして扱う歴史系の専門ミュージアムです。歴史・民俗・考古・美術が満遍なく展示されている総合博物館ではなく、住まいというテーマをもった日本初の専門博物…