料理はたいして好きではないが、健康のことを考えて、できる範囲でやっている感じ。
そもそも料理を始めた(やらざるを得なくなった)時に、いきなり料理本を買ったのが、料理嫌いになった理由ではなかろうか、と勝手に思っている。
料理本には、材料やそのグラム数、調味料が大さじ何杯・小さじ何杯だの、強火や弱火だの、細かく書かれていて、初心者には荷が重い。たまにならまだしも、初心者が毎回レシピ片手に料理するのはハードルが高すぎた。
そうじゃなくて、最初は、具沢山味噌汁とか、卵焼きとか、レシピが無くても適当に作れるものからスタートする方が、料理に対する身構え感が生まれなかったと思っている。
まあ、私も、若い頃はいわゆる「女子力」に自信が無くて、その裏返しで、料理がうまくなるぞ、と気負っていたのは確かだけれど。
ほら、当時はこういう本も出ていたしね。
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その後、月日が流れて、「女子力」とかいう言葉にびくともしなくなった頃には、平気で、「料理?あまり好きじゃないですね~」と発言するようになり、そうなると今後は逆に、料理への拒否感がすっかり抜け落ちて、いい感じに落ち着いた。
今は、「料理が好き」というのも、「洗濯が好き」「買い物が好き」「散歩が好き」と同列じゃないの?と思っている。
そもそも、「女子力」って何さ?(笑)
とはいえ、心底「料理好き」でないのも確か。仕事では効率化の工夫とか、わりと思いつく方だけれど、料理関係でいいアイディアを思いつくことはほとんどない。
そのかわり、テレビやネットで見た情報で、「これ、良さそう!」と思ったものにはすぐ手を出して効率化を図っている感じ。
最近、スコーンを作っているYouTube動画を見たのだけれど、下の画像のようなヘラを使って混ぜたり切ったりしていて、「混ぜるのに便利そう!」と思って買ってみたもの。
よく考えたら、私はスコーンは作らないし、粉を混ぜる機会もほぼ無いので、買って失敗か?と思ったのだけれど、ところがどうして、これが優れものだった。
まな板で野菜を切った後、切った野菜をこれですくってフライパンや鍋に入れると、包丁ですくうよりも何倍もたくさんすくえるのです。特に、小口切りにしたネギには最高のパフォーマンスを発揮(笑)
料理は毎日のことなので、プチ改善を積み重ねて、楽にしていきたいと思っている。