数年前、ひょんなことからスマートウォッチを使い始めた。
こんなの(写真はAmazonから拝借)。見た目があまりゴツゴツしていないのが良くて、Inspire HRという機種を使っている。
別途、スマホにFitbitというアプリをインストールしてInspire HRと同期することで、歩数や脈拍、睡眠状況を確認できる。
使い始めて驚いたのが、自分の睡眠スコアが良くなかったこと。毎日「やや低い」か「低い」の評価。なんで?
Fitbitは、睡眠の規則性や眠りの深さ、途中覚醒の頻度などで評価しているらしい。その頃私は毎日7~8時間の睡眠を取り、熟睡。睡眠は充足していると思っていた。不満があるとしたら朝の寝起きが悪いことくらいだったのに。
早速、睡眠の本を買って読んだりネットで調べたりして、いわゆる「良い睡眠」について調べました。例えば下記のような記事などを。
夕食の時間を変えたり、入浴の時間を変えたり、寝る前にテレビやスマホ、パソコンを見る度合いを変えたりして、翌朝の睡眠スコアの変化を確認する、という自己実験を数カ月試した結果、私の睡眠スコアに一番影響を与えていたのはカフェインだと判明。逆に言うと、その他のことはほとんど睡眠スコアに影響がなかった。それはそれで不思議ではあるけど。
カフェイン摂取は午前中まで、と決めて、午後は麦茶かカフェインレスコーヒーしか飲まないことにしたら、睡眠スコアは、30%の確率で「良い」、残りの70%も「やや低い」とはいえもう少しで「良い」になるようなところまで上がってきた。
以前より睡眠状態が良くなったと感じるか、と聞かれると正直あまり実感はないのだけど、寝起きはとても良くなったので、数値が上がったのは伊達じゃないと思っている。
スマートウォッチは自分から率先して使おうと思ったのではないのだけど、結果として使って良かったと思っている。
新しい物事に対して、良く分からないけど一度やってみるか、というスタンスを取るのも悪くない。