今日は遊びの日。

毎日、「遊び」の気持ちを持って、暮らしたい。

Fire TV Stick を買って、テレビ時間を減らす。

昔は、毎週楽しみにしているテレビ番組があったけれど、今は「日曜美術館」だけ。

テレビ番組にしろ長編小説にしろ、「長寿〇〇」というのは、長年楽しんできてもある時フッと興味が薄れることがないだろうか。旧来のファンがそういう状況になれば新しいファンを集めればいいとも思えるが、テレビ番組はともかく、長編小説の場合は既刊本が十数巻あると手が出にくいようにも思う。「長寿〇〇」って、旧来のファンを引き留めつつ新しいファンを獲得しないといけない、となると、経営戦略は難しそう。

話が逸れた。

積極的に観たいと思うテレビ番組がほとんどないにも関わらず、テレビをつけている時間は結構長い。我が家は周りの音がほとんど聞こえない無音なので、なんとなく物寂しくて音楽CDをかけるかテレビをつけるかするのだけれど、それじゃ音楽をかければいいじゃん、と思いつつも、ついつい手軽なテレビをつけてしまう。

テレビをつけてしまったら、「何か面白そうな番組はないかな」とチャンネルを何度も変えてザッピングしてしまうけれど、もともと見たい番組がないのだから、ザッピングしても見つけられるはずがない。そのくせ、「次は何か面白そうなことがあるに違いない」と思ってしばらく観続けたり、またチャンネルを変えてみたり。結局不毛な時間を過ごしてしまう。

改善しようと、しばらく前からAmazon Prime Videoで「名探偵コナン」を流しっぱなしにしたら、これが案外功を奏して、「テレビ」が「単なるBGM」として機能し始めた。

思うに、テレビ番組は、「次に何が出てくるか」を期待させる構造になっていて、興味の有無に関わらず、つい目を向けさせられてしまう。一方で、「名探偵コナン」(他に「水戸黄門」「暴れん坊将軍」などもね)の構成には一定のパターンがあって、観なくても起承転結が想像できるし、「ん?」と気になる事が出てきても、Amazon Prime Videoなら巻き戻して観なおせばいいので、安心して、画面を観ないで別の事ができる。ちなみに、しばらくやってみたけれど、巻き戻したことは一度もない。

それに、「名探偵コナン」は長寿番組なこともあり、Amazon Prime Videoにたくさんの回が登録されていて、流しっぱなしにしてもなかなか同じ回にあたらないのもいい。

 

本来は、テレビじゃなく音楽CDを聴けばいい話なのだけれど、無理なら無理で、次善の策を考えたらいいじゃない、と思っている。