自分が、「運がいい人」なのか、なんて、普段思っていなくても、何度か「よかった~! ラッキー~!」とか思うことがあって、それが同じような事に関することだと、「私って、もしかしたら○○の点は運がいいかも」と思っていくように思う。
そうすると、ますますその「○○の点」に意識が向くようになって、意識が向いている中でうまくいくと、その「○○の点は運がいいかも」という気持ちが一層強固になっていく。
たまたまうまくいかなくても、「あれ~おかしいな~ 運がいいはずなのに」くらいな感じで、「その時だけ違うけど、本当は○○はうまくいくはずなんだ」とか思っている。全く根拠はないけどね。
ということは、「よかった~! ラッキー~!」という気持ちをちゃんと認識することって、結構大事なんじゃないかな。
「自分が運がいい○○の点」というのをどんどん増やしていくと、「運がいい、絶対うまくいく、私は得意」という芽がどんどん増えて、楽しいんじゃないだろうかと思う。
行動経済学に損失回避という概念があって、人間は利益よりも損失を大きく感じる傾向にあるとのこと。実際、うまくいかなかったことは記憶に残りがちだし、仕事や生活のいろんな「改善」対応だって、うまくいっていないところを見つけて改善するわけなので、どうしても「うまくいかない」方に焦点をあててしまいがち。
でも、うまくいっていることもあるはずなので、そっちにも気持ちを向けていくのが幸せなんじゃないかと思っている。