今日は遊びの日。

毎日、「遊び」の気持ちを持って、暮らしたい。

一病息災と転生マンガ。

本やYouTubeで、医師の方からの「健康診断は不要」などの発信もあるけれど、私自身は、体が動くうちは健康診断は受けようと思っている。

 

仕事や人間関係が嫌だとか、読みごたえのある本を読むぞとか意気込んでも全然続かない自分が腹立たしいとか、何もすることがなくて退屈だとか、この世に対する愚痴はいくらでも書けるけれど、それでも、やっぱり、「生きていてなんぼ」だと思うので、体と頭が動くうちはできるだけ長くこの世にしがみつきたい。

 

おやつを食べて美味しいと思ったり、YouTubeを観て笑ったり、綺麗な景色を観たり、というささやかな楽しみは、生きていてこそできること。死んでしまったら、どれだけ悔やんでも、生き返ることはできないしね(まあ、死んでしまったら悔やむこともできないけど)。

 

世の中には90歳を超えから手術をして回復している人もいるので、体に悪い所があれば知りたいと思う。

 

ということで、毎年初夏に健康診断を受けているけれど、若いころはほぼ「A判定」だったのに、ちらほら「D判定(要精密検査)」が出る。今年は新たに2か所。さすがに、内臓系で異常が出ると気持ちが凹むというもの。

 

とりあえず精密検査を受けて、現時点では問題ないと分かったから安心したものの、どの病気の医師からも、「食事、睡眠、運動」が大事だと言われているので、この三点セットに気を付けて健康維持に努めたい。

 

 

話は変わるけれど、最近YouTubeTwitterに挟まれる広告に、マンガがよく入ってくるので時々見てみるのだけれど、どうやら「転生モノ」が流行っている様子。

 

不幸な目に遭っている主人公が事故に遭ったりして意識を失った後、気が付くと別世界に転生している、という感じ。転生前の記憶をもとに、新しい生を賢く生きていく、というストーリー展開。

 

まあ、マンガのような展開は現実には発生しないのだけれど、先日読んだ本の中に、次の一節があった。

先生があるとき、「解るということはそれによって自分が変わるということでしょう」といわれたことがありました。(中略)何かを知ることだけではそう簡単に人間は変わらないでしょう。しかし、「解る」ということはただ知ること以上に自分の人格にかかわってくる何かなので、そのような「解る」体験をすれば、自分自身が何がしかは変わるはずだとも思えるのです。

(『自分のなかに歴史をよむ』阿部謹也著、ちくま文庫 より抜粋)

 

人生は一度しかないので、今の生を大事に生きるしかないよね。

自分を根底から変えるような「解る」体験を積み重ねて、自分をプチ転生させたいように思ったりしている。