日記を書き始めた。
子どもの頃から日記を書くのが嫌いで、日記の宿題は毎日3行くらいしか書かなかったので、もう少し書きましょうと先生に注意されたことを今でも覚えている。
大人になってからは、日々の備忘も兼ねて、何度も書こうとチャレンジした。
今、本棚には、1年日記数冊、3年日記数冊、5年日記2冊、10年日記1冊が、ほぼ白紙のまま残っている。
日記帳の形式だと続かないのかも。
と思って、格好のいいノートを買って書いてみたけど、続かなかったなあ。(当たり前)
一人では続かないと思って、友達を誘って始めたものもあるけれど、私は数ヶ月しか続かなかった。(友達は続いているらしい)
そんな風に暮らしていたけれど、3月にこんなことをブログに書いた。
人生って、長いようで短いよね。
大学を出て社会人になって30数年、数字では長いように思えても、振り返るとあっという間だった気がするのに、この先同じ時間を生きられるかどうか。
本当に、この30数年、何を考えて生きてきたのかなぁ。多分、毎日の仕事に追われて、無我夢中で暮らしてきたんだと思うけれど、年月はもう記憶からこぼれ落ちてしまった。
あまり覚えていなくても、過去の自分はそれなりに楽しく暮らしてきたんだと思ってはいるけれど。
自分の文章を引用するのも小恥ずかしいけれど、この気持ちが、ずっとモヤモヤと残っていた。30数年、何を考えて生きてきたのかなぁ。
もう、過去の日々は記憶からこぼれ落ちてしまって取り戻すことはできないけれど、これからは日記を書いてみよう。
「日々の備忘を兼ねて」とかの理由じゃなくて、「ちゃんと1日暮らしたよ」と確認するために、1日の終わりに日記を書こう。
こうして日記を書く目的がはっきりしたからか、今のところ約1か月続いていて、時々読み返す時には、書いていて良かったなあと思っている。