今日は遊びの日。

毎日、「遊び」の気持ちを持って、暮らしたい。

断捨離をしながら思うこと。

少しずつ、物を捨てている。

 

服や靴やバッグは、捨てるハードルが高いので後回しにして、物置やキッチンの棚とかに置いてあった数年使っていない物を、「えいや!」で捨てている。

 

今まで何度か、「もったいないから使おう」と取り出しても、結局あまり使わなかったので、「捨てられずに単に持っているだけ」、つまり、物に執着していたことになるのかな。

 

 

ざっと挙げてみると…

 

美容関係では、ホットカーラーにコテ、スチーム美顔器。最後にいつ使ったかわからないヘアスプレーやムース3本。歯周病予防に買ったデントレックスも。

 

キッチン関係では、昔クコ酒を漬けていた大きな瓶2個。棗を煎じていた電気煎じ器。食器や、日本酒用のちろりに鰹節削り器。作り置きが流行った時に買った、100均の保存容器多数も処分。

 

掃除関係では、重曹クエン酸を入れるスプレーが5個。大きなバケツ1個。100均で売っていた、ペットボトルに付けるブラシ(サッシの溝を掃除するやつ)など。

 

その他生活関連では、アロマディフューザー。エコバッグとキーホルダーをそれぞれ10個。

 

その他諸々。

 

 

中には、買った時の事を覚えている物もあって、そういうのは捨てにくいけれど、欲しくなったらまた買えばいいと、自分に言い聞かせて捨てた。

 

ただ、捨てたものを見返してみると、生活必需品ではなく、「あったらいいな」という物が大半。

 

買うことで、綺麗に見えたり(美容系)、健康に良さそうに思ったり(キッチン系)、エコに貢献している気がしたり(掃除系)、というように、それまでの自分にプラスアルファしたいと思った物が多い。

 

でも、結局あまり使わなかった物たち。

 

捨てるのが惜しいと思う物もあったけれど、無くなっても困らないし、今はもう「プラスアルファを求める」というより、「背伸びせず今のままでゆるく暮らしたい」という気持ちの方が大きいので、多分買い直しはしないだろうと思っている。

 

とは言っても、「買わなければ良かった」とは思っていない。

買って、使ってみて、「合わないなあ」とか「向いていないなあ」と分かることって、大事。そうでないと、ずっと、「欲しいなあ、買おうかなあ」という気持ちを引きずってしまうと思うから。

 

ただ、今後は、「欲しい」と思う時にすぐ買うのではなくて、「どんな風に使うか」「自分の生活スタイルに合うか」とか、使う局面をよく考えたいとは思っている。物を捨てるにもエネルギーがいるし、それを買うためにかかった時間も一緒に処分している、ということだと思うから。

 

 

人生って、長いようで短いよね。

大学を出て社会人になって30数年、数字では長いように思えても、振り返るとあっという間だった気がするのに、この先同じ時間を生きられるかどうか。

 

本当に、この30数年、何を考えて生きてきたのかなぁ。多分、毎日の仕事に追われて、無我夢中で暮らしてきたんだと思うけれど、年月はもう記憶からこぼれ落ちてしまった。

 

あまり覚えていなくても、過去の自分はそれなりに楽しく暮らしてきたんだと思ってはいるけれど。

 

今、断捨離した品物は、過去の自分が喜んで買った物。

でも、もう、物を買って満足するのではなくて、時間にゆとりを持って、毎日をしっかり実感しながら暮らしていけたらなあと思っている。