今日は遊びの日。

毎日、「遊び」の気持ちを持って、暮らしたい。

転勤は必要?

最近の就活では、転勤のある会社は不人気なのだとか。

確かに、昔に比べると「転勤したくない」という声が聞こえるようになったし、転勤の辞令が出たからと退職する人も増えた。

 

たとえ、採用時に「転勤有り」を了解して入社したとしても、20歳そこそこで独身だった時の状況と、30歳・35歳になった時の状況は違う。

 

私の周りでは、男性の場合、配偶者に仕事があると、単身赴任を選択するか、あるいは配偶者が仕事を辞めるかしているけれど、これが女性の場合は、自分だけ単身赴任することも、相手が退職することも難しく、そうなると、一般職に変更するか退職かという選択をすることになる。

単身赴任にしろ、配偶者の職種変更や退職にしろ、これが意に沿わない選択なのであれば、良い結果は生まれない。

 

少子高齢化や人口減少により、今後、働く人口が減っていく時代に、転勤制度は必要?少なくとも国内では不要なように思うけれど。

 

私も数回転勤したので、転勤のすべてが「悪」とは思っていない。学びの機会もあった。でも、その「学び」は転勤しないと経験できなかった、とも言えない。

 

もし転勤先の要員が不足しているのであれば、通常はリモートワークにして、時々出張することで十分では。

 

「出張」と書いたけれど、それは、対面コミュニケーションを取れるということ。でも、接客など対面が必須の業務を除いた多くの仕事は、メールや文書で十分実現可能なのではないか。むしろ、それで可能にするように、忖度文化などを改める必要があるのでは。

 

「会議」自体、意見交換やブレインストーミングなどのためならやる値打ちはあるとしても、報告し質疑応答するためなら、書面開催で十分じゃない?とも思う。会議手配の手間や、参加者全員の時間を取る値打ちが本当にあるのか。

 

確かに、対面でのコミュニケーションには一定の効果はあると思うけれど、その他諸々の手間と天秤にかけて、過去事例にとらわれずに効率化を進める必要があると思っている。