コロナ禍が始まって間もない頃、「レジかごバッグ」というのが気になりだした。
スーパーマーケットでの買い物の支払い時、買い物したかごから、店員さんが商品を一つずつ取ってレジ打ちして、別のかごに入れてくれますよね。
店員さんが「別のかご」に入れてくれる前に、その「別のかご」にパカッとバッグを被せておく、というもの。そうしたら、店員さんがそのバッグの中にレジ打ち済の商品を入れてくれることになる。
支払いが終わったら、「別のかご」からパカッとバッグを外して持って帰ればいいので、自分のバッグに詰める必要がなく、サッと帰ることができる。
こんなの。
当時は、今のオミクロン株よりもっと死亡率の高い株が流行していたため、スーパーマーケットでの滞留時間を短くするよう求められていた時期。
レジかごバッグを使えば、買い物した品物を自分のバッグに詰め替える時間が不要になるので、いいかもしれないと思った。
しかし、しかし。
それまで、レジかごバッグが無くても特に不自由していなかったし、今まで「買っては使わず」を繰り返している現状をふまえると、やっぱり無駄遣い??
次のように考えてみた。
- 週1回、買い物をする。
- あと20年使うとしたら、20年×52週間=1040、つまり約1000回使う。
- 約5000円のバッグなので、1回につき、5円。
はい、買いました!
項番2の「20年」に多少?の無理があるのは自分でもわかっている。20年もバッグが使えるんかいな。
まあ、こんな風に「買う根拠」を作って(捏造して?)、今までイロイロ買い物をしてきた訳です(笑)。
レジかごバッグもピンキリで、安い物は1000円くらいからあるけれど、次の2点で選んだのが、上の画像の、アウトドアプロダクツのもの。
- 週1回まとめ買いをすると荷物が重くなるため、リュックにできるものにする。
- 見た目が気に入ったものにする。
それからかれこれ1年半。
このバッグほど、買って良かったと思うものは無い。
それまで、買った物を自分のバッグに詰め替えることは、別に苦でもなんでもなかったけれど、実は負担だったんだなあと改めて気づいた。1回5円でなく100円でも使いたい。
スーパーマーケットの買い物って、だいたいこんな感じ。
- スーパーマーケットに行く。
- 献立やお買い得品、不足している品を考えながら、買うものをかごに入れる。
- レジで並ぶ。
- 支払いが済んだら買い物袋に入れる。
- 家に帰る。
- 買った物を冷蔵庫に入れる(野菜室や冷凍室などに入れ分ける)
その工程の1つをショートカットできるのは、とても便利。
そう考えると、もっと便利なのは、ネットスーパーで買うこと。上記の1・3・4・5が不要になるし、2も、自宅の冷蔵庫を確認しながら買い物できるので事前にメモなどしておく必要がない。(お届け時間に在宅する必要はあるけれどね)
やっぱりお肉や魚は自分の目で見て買いたい、とか昔は思っていたけれど、足を骨折した時に利用したネットスーパーがとても良かったので、もうそんな風には思っていない。
今は、運動がてらスーパーマーケットに行くけれど、状況によっては躊躇なくネットスーパーを利用するつもり。
・・・あ、そうなると、レジかごリュックの出番が無くなるか(笑)