自宅にいる時、AmazonPrimeVideoの『名探偵コナン』を流しっぱなしにしていたら、とうとう、掲載されているすべての番組・映画を流し観してしまった。
どれだけ時間をかけたのやら。恐ろしい。
まあ、TVの前にじっと座っていたのではないけれど。
それはともかく、長寿番組にありがちな、途中から観始めたら分からない初期設定をいろいろ知ることができて、それはそれで、面白かった。
例えば、毛利蘭の両親、毛利小五郎と妃英里は、学生時代同級生だったとか(こんなこと知っても何にもならない)。
驚いたのは、毛利小五郎が38歳だということ。
おいおい。私よりずっと若いじゃん。
『名探偵コナン』は、漫画が1994年から、アニメが1996年から始まっているため、世に出てから30年近くになる。
30年前の「38歳」のイメージは、ああいう感じだったのだろうか。(コナンの登場人物は、みんな老け顔な感じ)
アニメの登場人物で、年齢がよく話題になるのは、次のお二人。
設定の54歳とか41歳よりずっと老けていると感じる。
少し時代が下ると、
こちらは、なんとなく、年齢設定と絵が合っている感じ。
あれこれ調べていて気付いたこと。
- 4名とも、30歳で第1子が出来ている。
- 4名とも、妻が専業主婦の設定。
今時のアニメでは、時代に合わせて、父親の年齢が上がっているのだろうか(2016年では、第一子誕生時の父親の平均年齢は、約33歳)、主人公は共働きの家庭の子どもなのだろうか(30代の専業主婦割合は約35%)。
興味が湧いて調べようとしたけれど、「今時のアニメ」が何なのか、さっぱり分からないので、諦めた。
昔は、16時から18時30分くらいは、アニメの時間帯だったのだけれど、改めてテレビ番組表を見たら、そうでもなかった。時代は変わっているんだなあ。塾などで時間が合わないのか、そもそもテレビではなくYouTubeなどで観るのかな。
昔のアニメーションを時代に合わせて修正することはできないけれど、今後作られる作品については、共働き家庭世帯の設定を増やしていく方がいいと思う。
性別役割分業意識を見直すのなら、日常生活に潜む文化的なところから変えていかないと、理屈だけでは、変えるのはなかなか難しいように思っている。