蒸し芋か、焼き芋か。
冬に食べたくなるのが、さつまいも。
外で売っている石焼き芋のおいしさは格別だけれど、家でも同じように作れないか。
少し前までは、「スロークッカー」という低温調理機での蒸し芋を作っていた。スロークッカーは、沸騰しない温度でじっくり煮込む料理に適した器具。
昔、千葉敦子さんの著書で「クロックポット」という名で紹介されていて、夜寝る前に具材と調味料をセットしておいたら、朝起きた時に部屋中にいい匂いが漂っている、という記載があった。ニューヨークに単身で転居され、仕事や生活に充実されている様子がとても素敵だった。
結局、私がスロークッカーを使いこなせるはずもなく、蒸し芋専用機になってしまった。寝る前にセットしておいたら、朝にはネットリした蒸し芋が出来上がっている。これが、絶品。(水は入れないので、正確には「蒸し芋」ではないかもしれない)
とても満足していたのだけれど、ホットクックを買った時に、置き場所に困ってやむなく処分。ホットクックでも同じ原理で美味しく蒸し芋ができるにちがいない、と思ったのだけれど、なんとなくスロークッカーの方が良かったように思うのは、気のせいか。
去年オーブンレンジを買ったので、ホットクックで蒸し芋か、オーブンレンジで焼き芋か、どちらが美味しいか食べ比べてみた。
<作り方>
- 蒸し芋:ホットクックの蒸し機能で60分、その後60分放置
- 焼き芋:オーブンレンジの210度で60分
<結果>
- 両方とも同等に美味しい。
- 好みによるが、焼き芋の方が、焼くことにより皮の部分の苦みが出て美味しい。(プリンにおけるカラメルソースのような感じ)
- ホットクックでの蒸し芋は、蒸した後すぐ食べるより、60分ほど放置した方が美味しい。
私の好みはホクホク系よりネットリ系。さつまいもの種類では紅はるかがとても気に入っている。
チャートを参考に、好みの焼き芋作りを探求するのも、また面白い。