「冷やし中華始めました」と、餃子の王将の入り口に張り付けられているのを見ると、フラフラと引き寄せられるのだけれど、大阪人としては、やはり、「冷やし中華、かあ・・・」と思わずにはいられない。
私が子供の頃、大阪では上の食べ物を「冷やし中華」と言わず、「冷麺」と言っていたのです。(画像は餃子の王将HPから拝借しました)
じゃあ、下の食べ物は?
「韓国冷麺」です。(写真はAmazonから拝借しました)
呼び名が変わったのは、当時は「韓国冷麺」があまりメジャーではなかったことが理由の一つかもしれない。
だんだん韓国冷麺が普及してきて「冷麺」のステージに上がってきた結果、「冷麺」と言うだけではどっちのことか分からなくなってしまい、関東で使っていた「冷やし中華」の言葉を使って区別するようになったのではなかろうか(私の勝手な説です)。
関西と関東の違いはたくさんあって、ところてん(関西は黒蜜、関東は三杯酢)やエスカレーターの並び方(関西は右、関東は東)などはよくテレビなどで取り上げられている。
私が関東に転勤した時、一番驚いたのは、「天津飯の餡」。関西では、醤油や塩味で、色も薄目。それが、関東で注文したらケチャップ味のが出てきたので、本当に衝撃的だった・・・
地域によってこんな違いがあるのかーと知るのは面白い。
コロナが収まったら、日本のあちこちに行って、違いを体験したいと思っている。