断捨離と言いながら、アイスクリームメーカーを買う。

連日の30℃超の暑さに耐えかね、毎日アイスクリームを食べる日々。近所のスーパーに売っているアイスはとうに制覇して、だんだん飽きてきた。

飽きたと言っても、暑さをしのぐためにはアイスを食べたい・・・

これは、もう、お取り寄せか？

と考えたけれど、冷凍食品の受け取りは在宅しないといけないので面倒。それならいっそ作ってしまえ、と、アイスクリームメーカーを買った。口コミでは、「ハーゲンダッツより美味しい」との声も多々あり。

早速作ったバニラアイスクリームのレシピは次のとおり。

生クリーム以外は買い足す必要もない。

予冷したアイスクリームメーカーに材料を入れてボタンを押下、機械が20分攪拌して出来上がり、という感じ。

楽チン。

早速食べてみたら・・・

出来上がりの状態はソフトクリーム状の柔らかさ。硬さが欲しい場合は冷凍する。
「ハーゲンダッツより美味しい」とは思わなかったけれど、「スーパーカップよりは断然美味しい」と思った。生クリームは動物性の乳脂肪分の高いものを使ったけれど、牛乳も乳脂肪分の高いものを使えばハーゲンダッツに近づくかもしれない。
砂糖を減らしたのは、40g計量しておじけづいたから（笑）。でも、30gでも20gでも十分甘くて美味しかった。

唯一の難点は、美味しさゆえに、作った分全部食べてしまうということ。２～３回分に分けてタッパーに入れても、ついつい全部食べてしまう。危険！

付属のレシピブックには、アイスクリームより低カロリーのシャーベットやジェラートのレシピもあるので、この先活用しようと思っているのだけれど、風味付けのリキュール（コワントローなど）を買うと、せっかくの節酒が元の木阿弥になりそう。危険！

いろんな危険ゾーンに立ち入りそうな、今日この頃。

ちなみに、アイスクリームメーカーの「予冷」とは、アイスクリームメーカーを冷凍庫で冷やすこと。貝印のは12時間の予冷が必要なので、前日の夜に冷凍庫に放り込んでおく。

予冷が不要なアイスクリームメーカーもあるけれど、大型で高価なものが多い。予冷が必要なタイプは、冷凍庫に入る大きさのコンパクトなものだし、機能が少ない分安価にできている。

そういえば、夏目漱石は甘いものが好きで、とりわけアイスクリームが好きだったらしい。当時はまだ珍しかったアイスクリーム製造機を持っていて、自分で作っていたとか。

貝印のアイスクリームメーカーが材料を20分間攪拌しているのを眺めつつ、夏目漱石は自力で攪拌していたんだろうなあと想像している。

今日は遊びの日。