今日は遊びの日。

毎日、「遊び」の気持ちを持って、暮らしたい。

古典を読む時に、手元に置く参考書。

百人一首』や『枕草子』を読む時に、参考にしているのがこの3冊。

 

左側の『古典の学習 小倉百人一首』は、高校のサブテキスト。40年近く本棚に眠っていたのを引っ張り出してきた。

百人一首』を読んで思うのは、この100人って、親子や兄弟、従兄弟といった親族がとても多い。それだけ、貴族社会が狭かったということかと思う。

よく似た名前が多いので、このテキストの一番後ろに掲載されている家系図を見て確認する。

 

 

中央の『すぐわかる 日本の伝統色』というのは、奈良時代から江戸時代の色についてまとめられたもの。

枕草子』や『源氏物語』などには、桜襲や紅梅襲といった衣装の色がよく出てくるので、これを見てイメージする。

 

 

右側の『官職要解』は、役職名と職務内容をまとめたもの。

現代小説で「課長」とか「部長」とか出てきたら、自分の会社での立場などを思い浮かべられるけれど、「大納言」とか「中納言」とかは単語としてしか理解できない。

あまり頻繁に参照すると、古典そのものを読むのが止まるので、参考書としてではなく読み物として読んで知識をつけるのもいいかもしれない。

 

 

3冊とも、あったら便利な参考書。もちろん、こんな本を読まなくても、古典は十分楽しめるけど。