以前、食べ切れないので、ホームベーカリーではパンを半斤ずつ焼くことにした話を書いた。こんなの。
パンは好きだけれど、どちらかと言うと、甘いのではなく、フランスパンや、イチジクなどが入っているハードなパン、ライ麦パンのようなのが好き。
ホームベーカリーではフランスパンのレシピで作る。材料は小麦粉と塩だけで、砂糖やバター、牛乳が入らない。これが結構美味しい。
先日ふと思ったのは、これだけシンプルなレシピなのだから、もしかしたら、小麦粉や塩やドライイーストをグレードアップしたら、もっと美味しいパンが焼けるのではないか??
富澤商店にいそいそと出掛けたら、パン用小麦粉が10種類ほど置いてあって、衝撃を受けた。冷静に考えたら、ご飯用のお米の種類が豊富なように、パン用の小麦粉の種類がたくさんあっても当然のこと。
そして、どうやら、フランスパン用には「準強力粉」というのを使うらしい。
ホームベーカリーの付属レシピでは、「1斤につき強力粉225グラムと薄力粉25グラム」と書いてあって、ずっと、めんどくさーと思っていたけれど、それは準強力粉の代用だったのか!
おまけに、ドライイーストが、低糖パン用と多糖パン用の2種類があることも分かった。
今まで約10年間、何の疑問も持たずに付属レシピどおりに作ってきたけれど、ちょっと「もっといい方法はないかな」と思って調べたら、いろんなことが分かっていたはずだし、少なくとも強力粉と薄力粉を測る手間はなかったのに。
疑問を持つって大事だなあ…
身近な世界でも、本当にたくさんの「知らない事」に溢れているなあと思った次第。
ちなみに、富澤商店では、準強力粉とライ麦粉と低糖用のドライイーストを買って帰った。焼いてみたら、やっぱり美味しいように思う。
これからも試行錯誤してみようと思っている。