特に「乗り鉄」という訳ではないけれど、2020年3月に近鉄特急ひのとりが運行し始めた時から、真っ赤な電車に一度乗ってみようと思っていた。
こんなの。
大阪難波と近鉄名古屋を約2時間で結ぶ電車。新幹線だと約1時間なので、所要時間は倍かかるけれど、このシートがとても魅力的。(写真は、近鉄電車のHPから拝借)
よし、名古屋に行ってこよう、往復あるから両方のシートに乗ってみよう。
・・・ということで、先日乗ってきた。
1.プレミアムシート
2時間乗っても、全く疲れず快適。
リクライニングしても、後ろの人には全く影響しないので、気兼ねなく寛げる。
東海道新幹線のグリーン車にも足置きはあるけれど、ひのとりのはレッグレストで膝から下を延ばせるので、これまたとても寛げる。
ちなみに、始発から終点(大阪難波から近鉄名古屋)までの運賃は、次の通り。
- 乗車券 2,410円
- 特急料金 1,930円
- ひのとりプレミアム料金 900円
- 合計 5,240円
3は、レギュラーシートだと200円になる。
のぞみの指定席で、新大阪ー名古屋に行った場合は6,480円なので、プレミアムシートに乗っても、それより安いとは。
近鉄さん、えらい安うされてますわ。
ただ、新幹線のように車内販売には来てくれないので、自分で調達してから乗るか、コーヒーなら車内の売り場に買いに行くか。好みによるけれど、車内販売が無い分ゆっくりできる、とも言えると思う。
リクライニングもレッグレストの最大まで倒して、Kindle端末を片手に読書しつつ、時々うとうとしながら、あっという間に2時間が経っていた。
2.レギュラーシート
・・・これは、帰りに乗る予定でした。
でも、結局乗らなかったのです。それは、行きのプレミアムシートがあまりにも快適だったので、帰りもプレミアムシートに変更したから・・・(笑)
3.その他
近鉄特急は、インターネットで購入するのがお勧め。発車前なら3回まで変更できるし、運休などの時も自動的に払戻してくれる。
近鉄電車のアプリがこれまた優秀で、「列車走行位置画面」というのがあり、今電車がどこを走っているかが分かるようになっている。
こんなの。
これ、急行を表す赤の矢印をクリックすると、この先の停車駅が表示される。
私は、あまり近鉄電車に乗らないので、特急がどの駅に停まるかイマイチ分からない。でも、このアプリを使うとよく分かるので、気に入っている。
なんだか、近鉄電車の回し者みたいだけれど、快適な電車や便利なツールがいろいろできているので、活用できるものは活用して、あちこち出かけたいと思っている。