かねてより行こう行こうと思っていた長谷寺に行ってきた。
長谷寺は奈良県桜井市の初瀬山の中腹にあり、牡丹の名所。古くから「花の御寺(みてら)」と呼ばれているところ。
道中
近鉄大阪線で、大阪上本町駅から長谷寺駅まで。急行電車で乗り換え無し約45分。特に乗り鉄でもないが、始発駅というのはなぜか旅情が誘われる。
途中、布施駅を過ぎる頃から山が見え始め、河内山本駅( 急行は停まらない駅)を過ぎると山がぐっと近くなる。普段山を目にする生活をしていないので、これだけでワクワク、旅気分。
駅に到着。長谷寺のHPには駅から徒歩15分とあったので覚悟していたが、改札を出た先の案内板には徒歩20分の記載が。タクシー2台が待っている。
乗っちゃう?
と思ったけど、せっかくのいい天気なので歩くことに。
道が分岐している所には長谷寺へ導く看板が置かれ、分かりやすいようになっている。登り下りしながら参道(旧初瀬街道)に出る。昔の街並みが残っている。
銀行も街並みに合わせてこんな感じ。
額田王の歌碑も(下の写真は歌碑の隣にあった掲示)。小さいから気を付けていないと見逃してしまいそう。
参道沿いには草餅のお店がいくつもあり、そのうちの一つで休憩。美味しい。白髭神社や長谷山口坐神社などもあり、ゆっくりお参りするのもよさそう。
参拝者が多くて写真に人が多く映り込んでしまったので、長谷寺の写真はHPにお任せすることにする。
残念ながら、今年の牡丹は早かったらしい。
その代わり、登廊(のぼりろう)に鉢植えがいくつも置いてあって、それがとても綺麗だった。本来の7000株という牡丹はさぞかし見事だったろう。これは来年リベンジだな。
そう、この登廊(写真は長谷寺HPから拝借。上のリンク先にあります)、399段ある。確かに最後の方は少しキツイけれど、この雰囲気、とてもいい。
今回は山の緑を満喫できた。
牡丹は残念だったけれど、長谷寺は「花の御寺」。牡丹だけじゃない。一年中いろんな花を楽しめる。
次回に向けての備忘
・花の咲き具合をちゃんと確認してから行く。