今日は遊びの日。

毎日、「遊び」の気持ちを持って、暮らしたい。

大阪歴史博物館『~浮世絵師たちが描く~絶景!滑稽!なにわ百景!』を観てきました。

この展示、とても楽しめました。行って良かった!

江戸時代に描かれた大坂の名所ですが、描かれ方は大きく二つ。真面目な「浪花百景」と、面白おかしい「滑稽浪花名所」に分かれます。

「浪花百景」の方は、特に、大阪の土地勘がある人には、あそこがこんな風に描かれてるんだ!という楽しみ方もありますね。

展示の順番も工夫されていて、松屋呉服店と三井呉服店が並んでいたり、杜若や松など植物が最前面に描かれた3作品が並んでいたりと、比べるおもしろさがあります。開催期間の途中で入れ替えがありますが、百景全部展示されるようです。

「滑稽浪花名所」は、今までにない展示。武士を乗せた馬がおしっこしていたり、瓢箪ですっころんでいる遠景に蛇から逃げまどっている人がいたり。とにかく、描かれている人の表情が豊かで、江戸時代も今と同じように、人間って転んだり困ったり笑ったりして暮らしていたんだなあと思えます。

6月まで開催しているし、浪花百景の展示替えを待ってもう一回行こうかな。