早期退職を考えているのは、以前に書いたとおり。
今の仕事が嫌とか、仕事に関わる人間関係が嫌、という訳ではない(当然ながら、嫌な仕事、嫌な人間関係が無い訳でもない)。
ただ、1回キリの人生だから、自分のプライベートな時間を楽しみたい、という事だけ。仕事に長い時間拘束されると、気力・体力が消耗して、家ではぐったりして休むことしかできない、今までずっとそんな生活をしたきたけれど、それがもう嫌だ、という事。
今はコロナ禍のため在宅勤務なので、出社時よりは気力・体力を温存できるため、退職したい気持ちが収まっているけれど、そろそろコロナも通常の疾病扱いになるだろうし、そうなったら出社も増えるだろうから、辞めたい気持ちが再燃するだろう。
そうなったら、もう退職しようと思っている。
まあ、自分の退職時期なのに、他力本願というか、業務形態に背中を押してもらっている感はあるけれどね、結果として私の要望に合致しているので、いいのです。
早期退職にあたり、今まで次の3つについて考えてきた。
- 金銭面
- 健康面(体と心と頭)
- 時間面(暇を持て余しはしないか)
金銭面と時間面は比較的すぐに整理ができたけれど、長く引っかかっていたのが、心と頭の健康。
- ちょっとした雑談の相手がいなくても、心の健康を保てるか?
- ムズカシイ事を考えることがなくても、頭の健康を保てるか?
- 所属する組織がなくても、不安にならないか?
一時は、「保てない」と結論付けてしまって、「65歳の定年まで働こう」と考えたこともあった。
でも、よくよく考えれば、一生会社に勤める訳ではなく、せいぜい65歳までなので、早期退職しようがしまいが、いずれは自分で対処しないといけないことだよね。
それに、「雑談の相手」「ムズカシイ事を考える」ことは、別に同僚や仕事の事でなくてもいいし、所属する組織も仕事関係でなくていいハズ。
そう気づいた時、憑き物が落ちた気がした。
時間だけでなく思考の流れも、会社や仕事で占められていたんだなあ・・・