老親が転居したので、いろんな手続きをしているのだけれど、何かと大変。
何がそんなに大変かって?
それはおいおい語っていくとして、今回は銀行口座の住所変更の件。
メガバンクのHPには、次の手続き方法が書かれている。
①インターネットバンキングでの手続き方法
②本支店の窓口に来店しての手続き方法
現在、老親は80代。インターネットなんてしてませんって!
となると、選択肢は②しか無い。
とはいえ、コロナ禍の中、高齢者が外出するのはまだまだ難しい。ニュースで、大阪市内の高齢者施設で4回目のワクチン接種が行われたと報道されているような状況。それでも銀行の窓口に行かないといけないの?
大いに疑問があったので、老親の口座があるメガバンクに照会してみたら、「感染予防をしたうえで、本支店の窓口にお越しください」とのこと。うーん・・・
ちなみに、高齢者施設では、面会禁止・外出禁止・もし通院などで外出した場合は、3日程度隔離されることにしている所がほとんど。隔離を前提に外出するのも一考だけれど、高齢者の生活環境を変えると認知機能に影響があるらしいし、隔離で人間関係を遮断するのもなあ・・・と悩ましい。
やむなく、コロナがもう少し収束してから近くの支店で住所変更することに。
一方で、メガバンク以外では、3つ目の選択肢がある。
③郵送での手続き方法
新しい住所が記載された本人確認書類があれば、郵送で手続きができる。このご時世、郵送で手続きできるのは、本当に助かる。
※個人名義の口座である等の前提や、取引内容によっては郵送ではできない場合もあるので、取引先の銀行に確認する必要があります。
各種変更を厳密な確認のもとに行うのは、口座名義人の保有資産を守る目的なのだろうとは思うけれど、公的な本人確認書類と同じ住所に変更する限りにおいては、メガバンクも郵送対応してほしいと思う。
第一、昨今メガバンクは支店の統廃合を進めているところもあり、そうなると①のインターネット手続きしか選択肢がない地域も出てくると思う。
親がまだ若いうちに、メガバンクから地方銀行などに変えておけばよかったと後悔すること限りなし。
今インターネットを使っている世代が高齢者になった時には、①のインターネット手続きを選択できるかもしれないけれど、あと10年くらいはインターネット経験のない高齢者も多くて、私と同じように家族が困った状態になるのではないかと思うけど。