スーパーに行くと、青々とした実山椒が売っていたので、つい買ってしまった。
山椒は鰻のためだけにあるのではない。
何にかけても合う。酢の物にも、サラダにも、肉にも魚にも。当然、うどんや蕎麦にも。
粉末タイプもいいけど、乾燥した山椒を買ってきてミルでその都度挽くのがいい。ゴリゴリ挽く感触も、香りも。
実山椒は初めて買った。
スマホ片手に調べてみると、最初にアク抜きをしないといけないとのこと。
枝から実を外し、洗う。小さじ1杯程度の塩を入れた湯で、指で潰せるくらい柔らかくなるまで茹でる。水を替えながら1時間程度水にさらす。(詳しくは下のレシピを参照)
意外に面倒なのが、「枝から実を外し」の工程。山椒って、葡萄みたいに房になって実がなるとは知らなかった。実から出ている小枝(リンゴの軸みたいな所)は付いていても気にならないようなので、大枝?だけ外す。
また、水にさらす時間で辛味が調整できるという。それじゃあと、短めに。つまみ食いしてみると、ピリリとした辛味。花椒に負けていないゾ。
山椒の香りに包まれた約2時間。
当面、山椒づくしの食卓になりそう。